販促レポート：もうめげない！失敗やミスを恐れない強靭なメンタルの作り方 【販促ノベルティ卸売りセンター】

失敗やミスが怖くてなかなか行動できない・・・そういったお悩みの方は多いはず。そんな時、動揺せず堂々としている人に憧れを持ってしまうもの。今回は、強靭なメンタルを持つ人の行動や習慣を参考にしながら、失敗やミスを恐れないメンタルの作り方を紹介します。

なぜ失敗することに恐怖を感じるのか？


なぜ人は、失敗に対し恐怖を感じるのでしょうか？
これは、人が元来から持っている「ネガティブ・バイアス（否定的偏向）」という習性が影響していると言われています。

ネガティブ・バイアスとは
ネガティブ・バイアスとは、狩りをしていて常に肉食動物から逃れる必要のあった時代に備わった危機管理能力です。

このネガティブ・バイアスは危険から自分を守る頼もしい存在ですが、例えば「海外旅行に行く」「起業をする」といった重要な局面で我々の決断や行動をとどまらせる原因になる場合もあります。

人間が恐怖を感じるのは習性や本能
また人は、未達成（失敗）や中途の事柄を鮮明に記憶に残す習性があります。これを「ツァイガルニク効果」といい、この習性が失敗のイメージを頭に植え付け失敗への恐怖をさらに駆り立てます。

ここまで書いたように、つまり人間が恐怖を感じるのは習性や本能であり、その人の素質によらないということです。

メンタルが強い人も「失敗に対して恐怖を感じる」という自分の弱い部分を受け入れた上で、どうすればこの基本的な習性を抑制できるかを考えています。大切なことは、失敗を恐れることを当たり前と認識し、それをどう抑制するかを考えることです。


失敗を恐れることで生じるデメリット3つ


確かに失敗をしなければ、安定した生活が過ごせるかもしれません。しかし、失敗を恐れてばかりいると、自分の成長を抑制する、将来の選択肢を狭めるなど多くのデメリットをもたらすことになります。

チャンスを失う
失敗を恐れていては、目の前に来たチャンスを掴むことができないでしょう。失敗とは一つの経験であり、自分を変えることのできる絶好の機会なのです。失敗を恐れるほど行動ができなくなり、次々と目の前のチャンスを見逃すことになるでしょう。

選択肢が狭まる
失敗を恐れてばかりいると、自分の人生の責任をとる覚悟が持てなくなります。情熱を持てるかどうかという基準ではなく、他人や世間が良いと決めたかどうかという基準で判断して進むようになります。そうなれば、自ずと将来の選択肢を狭めてしまうことでしょう。

成長スピードが上がらない
行動に失敗はつきものです。しかし失敗は多くの学びを与えてくれ、成功者ほど多くの失敗を重ねて自分の目的を果たしています。失敗が少なければそれだけ得られるものが少ないということになります。失敗という重要な過程をこなさなければ、成長スピードは期待しているよりも上がりません。


強靭なメンタルを持った人に共通する習慣5つ


1.意識的にポジティブな独り言を使っている
自分に問いかける言葉（セルフトーク）は、自分の心の状態に大きな影響を与えます。メンタルが強い人はそのことを自覚しているので、「失敗したらどうしよう」、「この仕事は終わるのかな？」と不安を煽るような言葉を使わずにポジティブな独り言をいうことを習慣としています。

2.自分の能力を過信しない
ほとんどの場合、自分の想定内に事が進むことはありません。まして他の人と共同で行う「仕事」の場合なら、なおさらです。メンタルの強い人は、冷静に自分を客観視して自分の能力を決して過信せず、トラブルやハプニングといった「想定外」を前提に考えて行動をしています。

3.完璧を求めない
自分に対して完璧を求めすぎると、行動が踏み出しにくくなりますし、失敗する確率が上がります。ハードルを下げて失敗する確率を下げましょう。最初から完璧を求めずに、完璧に向かって行動・改善し続けるというマインドを持つことが大切です。

4.失敗を「経験」の一つととらえている
多くの場合、メンタルが強い人は「失敗＝恥ずかしいこと」と認識していません。失敗を上手くいかなかった一つの経験として捉えています。失敗をすれば恥ずかしいかもしれませんが、それを活かすことでさらに次の行動に向けて高いモチベーションを維持することができるのです。

5.他人の評価や意見を気にしない
他人の評価や意見を気にしすぎると、挑戦や大胆な行動ができなくなってしまいます。メンタルの強い人は、他人の評価や意見はあくまで一意見として捉えています。まず自分の意志や成長意欲を優先して行動をしています。


いかがでしたでしょうか。
メンタルの強さは素質で決まるものではありません。失敗を回避するのは、人間の基本的習性だからです。大切なことは、自分の行動や習慣でそれをいかに抑止することができるかを考えることなのです。


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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